ザクロメニュー・アラカルト





 

ノン・アルコール・ドリンク部門


 
ナチュラルジュースとして5〜8倍のお好みで水に薄め、そのままお飲み下さい。
 
牛乳と混ぜスプーンでよくかき回すと、ヨーグルト状になります。 
    優しい色合いと、なめらかな舌ざわりの美味しいデザートとしていかがでしょうか。
 
ご就寝前に冷たい水分はどうも…とおっしゃる方、暖かいお湯で割ってみて下さい。
   どこかなつかしい自然の甘味が、リラックスに導いてくれます。





 

デザート・おやつ部門


 
アイスクリーム・プレーンヨーグルトなどにトッピングします。
   魔法の一さじともいうべき鮮やかな色のコントラストと、さわやかでマイルドな
   デザートに変身します。
 
5倍程度の水で薄め、ゼラチンと混ぜ合わせれば、簡単にゼリーができます。
   小さくカットしてプレーンヨーグルトに浮かべると、見た目も美しくヘルシーな
   デザートです。
 
お気に入りのシャンペングラスなどに、2〜3倍に薄めたザクロエキスを入れ、
   フリーザーで冷やします。シャーベット状になったところで取りだし、スプーンで
     かき混ぜます。砂糖や蜂蜜を加えなくても十分に甘く、ヘルシーなシヤーベットです。
 
フルーツケーキやブランデーケーキ、クッキーの生地に混ぜますと、こくと風味が増して、
      さらに美味しくできあがります。




 

アルコール・ドリンク部門

ザクロのフランス語名〃グレナディエール〃を語源とする 「グレナディンシロップ」は、その名をもってカクテル用として 一般販売されています。しかしザクロ果汁はまったく含まれないか、 含まれてもわずかです。又、カクテル用ですから糖分や合成色素・ 合成香料・合成甘味料がふんだんに使用されています。 ここでは、いわゆる一般カクテルのレシピは取り上げておりません。

   ザクロ果汁のエキスは、赤い色がたいへん美しく、甘酸っぱい味です。
  また、香りがなくクセもないため、どのような素材とでもよくマッチします。
  アイデア次第で多くのレシピが生まれると思いますが、手近にあるものでできる
  簡単なカクテルをご紹介しましょう。
  
 ペルシャザクロエキス・カクテル
         ペルシャザクロエキス+キルシュ+炭酸
      ペルシャザクロエキス+ワイン +レモン(お好みで)
      ペルシャザクロエキス+焼酎  +炭酸またはミネラルウォーター



お料理部門


  
ザクロドレッシング 
   ペルシャザクロエキス・サラダオイル・酢・水を各同量、ボールに入れよく攪拌します。
   お好みでパセリやたまねぎのみじん切りを加えると、さわやかで見た目も美しい
   ドレッシングになります。

  
焼肉のたれ
   すりおろしたにんにく・しょうが・りんご・たまねぎに、ペルシャザクロエキス・
     エキスとほぼ 同量の日本酒、醤油・砂糖少々を混ぜ合わせます。お好みでごま油や豆板醤、
     ごまを入 れても美味しくなります。少々ねかせておくと更にこくが出ます。

  
白身魚の洋風お刺身
   白見魚うす造りを用意し、重ならないようお皿に並べ、軽く塩・こしょうをふりかけます。
     ザクロエキスをはけでうっすらと刺身に塗り、オリーブオイルを全体にたっぷりめにかけます。
     さらし玉葱のスライス・小ねぎ、ディル・チャービルなどのハーブを薬味として散らします。

  
アッシュ (イラン風実だくさんのスープ)
   たまねぎ・にんじん・じゃがいも・トマト・セロリを1cmくらいの角切りにします。
     季節野菜やいんげんや大根、かぶ、水煮の豆類などを加えてもおいしくなります。
   サラダ油を熱した鍋に、1cmに切ったベーコンと準備した野菜を入れて炒めます。
  しんなりしてきたら火を止め、コンソメスープを入れます。途中アクを除きながら弱火
    で煮込み、野菜が柔らかくなったらザクロエキス、塩、こしょうで味を整えてください。
    
    イランでは、冬は体を温め元気を付ける食事として、夏は体熱を発散し夏バテを予防
    する食事として、どの家庭でも重宝がられています。また病中・病後の食事として最適です。
  
   
フェセンジャン(イラン風鶏の煮込み)
  A)-鶏の骨付きもも肉(2〜3本)はぶつ切りにし、塩・こしょうした後、薄く小麦粉を まぶします。
   B)-熱したフライパンにスライスしたたまねぎ1個を入れ、色づくまでゆっくり炒め 
       て取り出しておきます。 
    C)-煮込み用鍋にバターを入れ、の肉を入れ皮から焼き始めて 両面がきつね色になるまで炒めます。
  D)-あらかじめすりつぶしておいたクルミ5個に、水2カップを入れてかき混ぜ、
       スープ を作ります。    
    E)-CにBの炒めたたまねぎとDのスープを加え、ふたをして30分、アクを除きながら 煮込みます。
   F)-ペルシャザクロエキス三分の一カップを鍋に入れ、弱火で10〜15分ゆっくりと温めます。
  G)-EにFの温めたザクロエキスとレモンジュース、香辛料を加えさらに1時間煮込 んでください。
     酸っぱさに弱い方は大さじ1杯の砂糖を加えるとマイルドになります。
  
 ☆できあがったら、サフランライスまたはバターライスと合わせていただきます。
  お米は塩を入れて固めに炊いたほうが美味しくいただけます。
 ☆上品で高級な料理とされ、イランでは来客をもてなす時に必ず用意します。
  また、鴨や羊などでも美味しいもので、ザクロが肉の臭みやしつこさを消すため大変
    あっさりした嫌みのない料理です。

  
スペフリブのザクロエキス煮込み
    A)-豚スペアリブ400〜600gに小麦粉をまぶし、余分な粉は落としておきます。
    B)-フライパンにサラダ油を入れて熱し、煙が立つ瞬間にAを並べ、キツネ色になるまで 
           火を通し、取り出します。
    C)-同じフライパンにサラダ油を加え、みじん切りのにんじん1本、たまねぎ半個、
           にんにく1〜2片、ベーコン2〜3枚をきつね色になるまで炒めます。
    D)-Cを煮込み用鍋に移し、Bのスペアリブを加え、コンソメスープをひたひたに
       なるまで注ぎ、白ワインを二分の一カップ、ブーケガルニを加えて、15〜20分
       強火で煮立てます。
    E)-煮立ったらアクを除き、ペルシャザクロエキスを少量加え、弱火で肉が柔らかくなるまで
       煮込みます。
    F)-ザクロエキスの量は味をみながら適当に調整してください。
     G)-30〜60分煮込んだあと、直前に生クリームをかけていただきます。